したがって、知覚の基本的な法則は、次のように述べることができる。 「人は自分が見るものを喜ぶ。 なぜなら、人は喜ぶためにそれを見るからである」。 そして、苦しみと罪が喜びをもたらしてくれるとあなたが信じている間は、苦しみと罪が、あなたが見るべくそこに存在し続けるだろう。 いかなるものでも、あなたが願うものと無関係に有害であったり、有益であったりはしない。 あなたに対してそれがいかなる結果をもたらすものとなるかを決定するのは、あなたの願望である。 なぜなら、そうした結果が歓喜や喜びをもたらすと信じて、それらを得るための手段としてあなたがそれを選択したからである。 天国においてすら、この法則は通用する。 神の子は、彼自身が創造されたときの父の目的を共有しつつ、自らに喜びをもたらすために創造し、それによって、自らの喜びを、神の喜びと一緒に増大させる。
奇跡講座テキスト 第25章 四 あなたが運ぶ光 2.