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あなたにとって、彼(兄弟)をいかなるものとするか(攻撃を受けるべき者か、助けを必要としている者か)の選択が、あなた自身の未来となるということを、あなたは忘れずにいるだろうか。 あなたは今、この選択をするのである

 神の子は決して罪を犯せないが、自分を傷つけることになるものを願うことはできる。 そして、自分は傷つくことがあり得ると考える力を、神の子はもっている。 これは自分自身についての誤った知覚以外の何だろう。 これは罪だろうか、間違いだろうか。 赦せるものだろうか、赦せないものだろうか。 彼は助けを必要としているのだろうか。 あなたの目的は、彼が救われることだろうか、それとも断罪されることだろうか。 そしてそのとき、あなたにとって彼をいかなるものとするかの選択が、あなた自身の未来となるということを、あなたは忘れずにいるだろうか。 あなたは傍点)、この選択をするのである。 この瞬間に、すべての時間が一つのゴール達成のための手段となる。 だから、あなたの選択をしなさい。 だがそのとき、あなたが見ている世界の目的が選択され、正当化されることになるということを、認識しなさい。

 

奇跡講座テキスト  第25章  三 知覚と選択  9.