聖霊は、分離しているものとあなたが見なそうとする神の一部のまわりに、神ご自身がほどこした額縁である。 だが、その額縁はそれを創り出した創造主とつながっており、創造主とも、創造主の大作ともひとつのものである。 これがその額縁の目的であり、あなたがその絵の代わりに額縁を見ることを選択しても、その額縁を絵とすることはしない。 神がその絵に与えた額縁は神の目的に仕えるだけであり、神の目的から離れたあなたの目的に仕えることはない。 その絵を覆い隠し、絵の代わりに額縁のほうを大切にするのはあなたの分離した目的である。 だが神は、あなたの額縁が灰燼に帰した後も永久に存続する額縁の中に、ご自身の大作を納めた。 その絵が少しでも破壊されるようなことがあると思ってはならない。 神が創造するものは永遠の中にあり、あらゆる腐敗から安全で、不変にして完璧である。
奇跡講座テキスト 第25章 二 闇からの救済者 6.