あなたが自分は分離していると信じているので、天国もまた、あなたに対しそれ自体を分離したものとして提示する。 それは、真理においてそうであるということではなく、真理につながるようにとあなたに与えられている絆が、あなたが理解しているものを通して、あなたに到達できるようにするためである。 父と子と聖霊は一なるものである。 それは、真理において、あなたの兄弟全員がひとつのものとしてつながっているのと同じである。 キリストとその父が分離したことは一度もなく、キリストは、あなたの理解の内側に、すなわちあなたの中にあって父の意志を共有している部分の中に宿っている。 それ以外の部分、すなわち、分離していて特異で特別なものでありたいと願う小さな狂った欲求を、聖霊はキリストへと連結させ、実際にはひとつであるものに対し、その一体性を明らかにする。 この世界の中では、このことは理解されないが、教えてもらうことは可能である。
奇跡講座テキスト 第25章 一 真理への絆 5.