目的におけるこの変化は確かに特別性を「危険にさらす」が、それは単にすべての幻想は真理によって「脅かされる」という意味においてのことである。 幻想は、真理の前に立つことはない。 だが、幻想の中にどれほどの慰めがあって、あなたは父が求める贈り物を父には与えず、代わりにそれを幻想に与えようとするのだろうか。 父に与えられるなら、全宇宙はあなたのものとなる。 幻想に差し出されるなら、どの贈り物も贈り返されることはない。 あなたが特別性に与えたものが、あなたを破産に追いやり、あなたの宝庫を乏しく空にしてしまったのであり、その扉は開け放たれたまま、あなたの平安を乱すあらゆるものに向って、中に入ってきて破壊するようにと招いている。
奇跡講座テキスト 第24章 四 特別性と無罪性 3. /2