彼ら(特別性の奴隷たち)は、神が自分たちの夢(勝手に設定した理想)を実相としなかったがゆえに、神を呪っている。 神を呪えば、死ぬことになる。 しかしそれは、夢の中だけの死である

 特別な者たちはみな、自らは見ることのない麗しき世界に囲まれて、眠っている。 彼が眠る棺台の傍らに、自由と平安と喜びが立ち、死の夢から目覚めてこちらに来るようにと、彼らに呼びかけている。 それでも彼らには何も聞こえない。 彼らは特別性の夢の中に迷い込んでいる。 彼らは自分たちを目覚めさせる呼びかけを憎んでおり、が自分たちの夢を実相としなかったがゆえに、を呪っている。 を呪えば、死ぬことになる。 しかしそれは、死を作り出したことのないによる死ではなく、夢の中だけの死である。 目を少し開きなさい。 あなたが見るようにとが与えてくれた救済者を見て、長子の特権を彼に返しなさい。 それはあなたのものでもある。

 

奇跡講座テキスト  第24章  三 特別性を赦す  7.