特別性の攻撃から安全なものは何もなく、特別性はいかなるものからも安全ではない

 いかなるものも土台がなければしっかりと立つことはできない。 安全性が何の意味ももたないこのような状態に、わが子を置き去りにしたりするだろうか。 そのようなことはない。 神の子に立脚しており、安全である。 歩き回り息するもの、這い回りうごめくもの、さらには、とにかく生きているもの、そうしたあらゆるものにより攻撃されるものとは、あなたの特別性である。 特別性の攻撃から安全なものは何もなく、特別性はいかなるものからも安全ではない。 それは未来永劫にわたり、赦さないものであり続ける。 なぜなら、それがその正体だからである。 それは、があなたのために望むことが決して実現せず、あなたが永遠に神の意志と対立するようにという、秘密の誓いである。 また、死を守る炎のつるぎのごとく特別性が双方の間に立ちはだかり、互いを敵同士にしている間は、両者が同一の存在ものとなることは不可能である。

 

奇跡講座テキスト  第24章  三 特別性を赦す  4.