赦し(赦しの達成/贖罪)とは、特別性の終わり(卑小さは存在しそれを完全にしようとする自我的衝動の終焉/卑小さは幻想であり最初から完全ゆえ、完全にする必要などそもそもなかったという気づきへの到達)である。 幻想だけが赦されることが可能であり、赦されたなら幻想は消え去る

 赦しとは特別性の終わりである。 幻想だけが赦されることが可能であり、赦されたなら幻想は消え去る。 赦しとはすべての幻想からの解放であり、だからこそ部分的に赦すということは不可能なのである。 一つでも幻想にしがみついていながら、自分を罪なき者と見なせる者はいない。 なぜなら、その一つの誤りを依然として麗しきものとして自分自身につなぎとめているからである。 そうして、彼はそれを「赦しがたきもの」と呼び、それを罪とする。 自分自身に赦しを受け取ろうとせずにいながら、いったいどうして彼が赦しを完全に与えることができるだろう。 確かなことは、自ら完全にそれを与えた瞬間に、彼はそれをそのように受け取ることになるということである。 そのようにして、彼自身によって赦され、彼の秘密の罪悪は消え去ることになる。

 

奇跡講座テキスト  第24章  三 特別性を赦す  1.