特別性の望みは、神がわが子をご自身から離しておく牢獄として肉体を作り出すといったことが、あり得たかに見せかける。 なぜなら、特別性は、神が入ることのできない特別な場所と、あなたの微小な自己しか歓迎されることのない隠れ家を要求するからである。 ここには、あなた以外の者にとって神聖なものは何もない。 しかもそれは、兄弟全員から隔たり分離している孤独なあなたであり、正気による幻想への侵入のすべてから安全であり、神からも安全で永遠に続く葛藤を確保されたあなたである。 ここにあるのは、狂気と孤独の中で、神から離れ、真理からも救済からも遠い、あなたの特別な王国を支配するために、あなたが自分自身を閉じ込めて閉ざした地獄の門である。
奇跡講座テキスト 第24章 二 特別性の背信 13.