その目的(特別性の力)を大切にしている関係は、すべて必ず、安全のための武器としての殺害や、すべての幻想を愛(神の愛)の「脅威」から守る大いなる防衛者に、しがみつく

 特別性とは、愛の贈り物の上に押印された背信の印章である。 その目的に仕えるものは何であれ、必ず殺されることになる。 その印章が押された贈り物で、与える者と受け取る者に背信を差し出さないものはない。 特別性のベールで覆われた目が一瞥するとき、そこに見えるのは死の光景だけである。 特別性の力を信じる者はみな必ず、罪を愛の代替として確立し、それに忠実に仕えるような取り引きと妥協とを追求する。 そしてその目的を大切にしている関係はすべて必ず、安全のための武器としての殺害や、すべての幻想を愛の「脅威」から守る大いなる防衛者に、しがみつく。

 

奇跡講座テキスト  第24章  二 特別性の背信  12.