もしあなたが兄弟と同じなら、あなたは彼を憎めるだろうか。 もし自分が彼と共に同じゴールに向かって旅をしていると悟ったなら、あなたは彼を攻撃できるだろうか。 もし彼のゴール達成が自分のゴール達成として知覚されたなら、あなたはできる限りの方法で、彼がそこに到達できるように助けようとはしないだろうか。 あなたは特別性においては彼の敵であり、共有された目的においては彼の友である。 特別性は、決して共有するということをしない。 なぜなら、それはあなただけが到達できるゴールの上に成り立っているからである。 そして、彼は決してそのゴールに到達してはならない。 さもなければ、あなたのゴールが危うくなるからである。 勝ち誇ることがゴールである場所で、愛が意味をもてるだろうか。 そして、このために下される決断で、あなたを傷つけないものがあるだろうか。
奇跡講座テキスト 第24章 一 愛の代替としての特別性 6.