罪を信じるなら、混沌(【混沌の法則】)に対する信が必ずその後に続く。 あなたの(この混沌とした)思考は必ず、あなたが(最初に罪を)思考することを始めた場所で終わることになる

 罪を信じるなら、混沌に対する信が必ずその後に続く。 その理由は、それが論理的帰結であり、秩序だった思考における妥当な一歩であるかに見えるからである。 混沌へと下る階段は、そのはじまりから一段ずつきちんと続いていく。 その一段一段は、真理の逆転の過程を構成する異なった形態であり、それぞれが、真理からさらに遠くへ、さらに深い恐怖へと導いていく。 その中の一段が他の一段よりも小さいとか、或る一段から引き返すことは他の一段からよりも簡単だ、などと考えてはならない。 天国からの下降の全過程が、その一段一段の中にある。 そして、あなたの思考は必ず、あなたが思考することを始めた場所で終わることになる。

 

奇跡講座テキスト  第23章  二 混沌の法則  21.