天国の外に生命はない。 生命は、神が生命を創造した場所にあるはずである。 天国から離れた状態においては、生命は幻想である。 最善の場合でも、それは生命に見えるだけであり、最悪の場合は、死のように見える。 しかし、そのどちらも、生命ではないものに下した判断であり、不正確で意味がないという点においては同じである。 天国の中にない生命はあり得ず、天国の中にないものはどこにも存在しない。 天国の外にあるのは、幻想同士の葛藤だけであり、それは無意味で、不可能で、すべての理性を超えるものであるが、それでも天国に対する永遠の防壁として知覚されている。 幻想とは形態にすぎない。 その内容は決して真理ではない。
奇跡講座テキスト 第23章 二 混沌の法則 19.