自我の望むもの(神からの分離の継続/自我の存続)から脱出する道を、自我があなたに見つけさせると思ってはならない。 それ(自我からの脱出)は、このコースの機能(贖罪)である。 このコースは、自我が大切にするものに価値を置かない

 そこには解放も脱出もあり得ない。 こうして、贖罪は神話と化し、赦しではなく復讐が神の意志となる。 このすべてが始まった場所からは、真に助けになる助力が訪れる見込みはまったくない。 そこから生じるのは、破壊のみである。 そして神ご自身が、神の子を打ち負かすために、破壊勢力の味方についているように見える。 自我の望むものから脱出する道を、自我があなたに見つけさせると思ってはならない。 それはこのコースの機能である。 このコースは自我が大切にするものに価値を置かない。

 

奇跡講座テキスト  第23章  二 混沌の法則  8.