今や、不幸の中で神に助けを求めることは不可能となる。 神は、その不幸を生じさせた「敵」となっており、その神に訴えても無駄だからである

 このような三番目の原理によって、に対する恐れがいかに補強されるかを理解しなさい。 今や、不幸の中でに助けを求めることは不可能となる。 なぜなら、はその不幸を生じさせた「敵」となっており、そのに訴えても無駄だからである。 また、神の子の中にも救済はあり得ない。 神の子のすべての側面がと交戦状態にあり、その攻撃は正当なものに見える。 そして今や、葛藤は避けられず、の助けのおよばないものとなる。 というのも、救済者が敵となってしまったので、救済はいつまでも不可能なままとならざるを得ないからである。

 

奇跡講座テキスト  第23章  二 混沌の法則  7.