これが、父と子の関りに何を為すように見えるか、考えてみなさい。 今や、彼らは二度と再び一なるものにはなれないかのように見える。 なぜなら、一方が他方によって常に咎められねばならないからである。 今や、彼らは異なる存在であり、敵同士である。 そして両者の関りは対立関係となり、それはこの分離した側面同士の関りと同じように、結びつくためではなく、争うためにのみ出会う。 一方は弱くなり、他方は相手の敗北によって強くなる。 そして神の子が自分自身と自分の創造主に対し行ったことにより、神に対する恐れおよび神の子同士の間の恐れが実在のものとされ、今や、そうした恐れを抱くことが分別のあることのように見える。
奇跡講座テキスト 第23章 二 混沌の法則 5.