神の子を攻撃しておきながら、その父を攻撃せずにいられる者などいるだろうか。 神が弱々しく脆弱で、容易に破壊されるようなものでない限り、どうして神の子がそのようなものであり得るだろう。 あなたは自分が知覚して、正当化している罪と咎めの一つひとつが、父への攻撃そのものであるということがわかっていない。 そして、だからこそ、それは起こったことはなく、実在のものではあり得ない。 あなたは父と子が分離していると思っているので、それが自分のしていることだとわからない。 そして、あなたは恐れのゆえに、彼らが分離していると考えざるを得ない。 なぜなら、自分自身か他者を攻撃するほうが、自らその力を知っている大いなる宇宙の創造主を攻撃するよりも、安全に思えるからである。
奇跡講座テキスト 第22章 六 神聖な関係の光 11.