あなたは肉体の自由を望んでいるのだろうか。 それとも、心の自由を望んでいるのだろうか。 その両方をもつことはできない。 あなたはどちらに価値を置くのだろうか。 どちらがゴールなのだろうか。 あなたは一方を手段と見なし、他方を目的と見なすことになる。 そして一方は他方に仕えて、それを優勢へと導かなければならず、自らの重要性を減じることにより他方の重要性を増大させる。 手段とは目的に仕えるものであり、手段の価値は、目的が達成されたときには減少し、機能をもたなくなったと認識されたときには、完全に失われる。 自由に憧れて、それを見つけようとしない者はいない。 だが、誰もが、それが存在し、見つかると信じている場所でそれを捜し求める。 彼は心か肉体のどちらかについて自由が可能だと信じ、自分の選択した一方を見つけ出す手段として、他方をそれに仕えさせる。
奇跡講座テキスト 第22章 六 神聖な関係の光 1.