あなたが自分と兄弟の間に差し挟んだ肉体を超えたところで、永遠に延長し続ける明るく果てしない円環からそこに届く黄金色の光の中で、神ご自身の愛するあなたの神聖な関係が輝いている。 時間の中にありながら時間を超え、永遠不滅でありながら地上にあるそれは、何と静かに休らっていることだろう。 その中に宿る力は、何と偉大なものだろう。 時間はその意志に仕えており、地はその意志が望む通りのものとなる。 ここに分離した意志はなく、何かが分離していることを望む欲求もない。 その意志には何の例外もなく、それが意志することは真実である。 赦しのもとに運ばれた幻想はどれもみな優しく看過され、消えてゆく。 なぜなら、その関係の中心に、キリストが再生しており、この世界を看過する心眼の光で彼の家を照らすからである。 あなたもこの聖なる家を自分のものとしたくはないだろうか。 ここにはいかなる不幸もなく、喜びだけがある。
奇跡講座テキスト 第22章 二 あなたの兄弟の無罪性 12.