あなたの想念だけが、不可能なものだったのである。 救いが不可能ということはあり得ない。 自分の救済者を敵と見なしておきながら、彼を救済者と認めることは不可能である。 だが、神が望んでいるのなら、彼をその本性のままに認識することは可能である。 神があなたの神聖な関係に与えたものは、そこに存在している。 なぜなら、あなたに与えるようにと神が聖霊に与えたものは、真に与えられているからである。 自分に与えられている救済者を、あなたは見たくはないだろうか。 そして、あなたが彼に与えた死刑執行人の機能を、彼の真の機能と取り替えたくはないだろうか。 あなたが自分で彼に与えようとしたものではなく、神があなたのために彼に与えたものを、彼から受け取りなさい。
奇跡講座テキスト 第22章 二 あなたの兄弟の無罪性 11.