これはこのコースにおいて決定的に重要な時期である。 なぜなら、ここで、あなたと自我との分離が完全となる必要があるからである。 もしあなたが聖霊の目的を達成する手段をもっているなら、それは使用可能である。 そしてそれを使うことにより、あなたはそれに対する信を獲得してゆく。 だが、自我にとってはこれは不可能なことに違いない。 そして、決して遂行される望みのないものに着手する者はいない。 あなたの創造主が意志することは実行可能だということをあなたは知っているが、あなたが作り出したものは、そうではないと信じている。 今やあなたは、あなた自身と、あなた自身についての幻想のどちらかを選ばなければならない。 この一つの決断を回避しようとすることには意味がない。 この決断は下されなければならない。 信と信念はどちらの側に与することもできるが、理性は、一方の側には不幸があり、他方には喜びがあると、あなたに教える。
奇跡講座テキスト 第22章 二 あなたの兄弟の無罪性 6.