理性があなたに教えるのは、不幸から脱出する唯一の道は、不幸を認識してその反対の方向に進むことだということである。 真理は同じであり、不幸も同じであるが、両者は互いに、すべての点において、すべての場合において、例外なく異なっている。 一つでも例外が存在し得ると信じることは、同じものと異なるものを混同することである。 一つでも幻想が大切にされ、真理から防衛されていれば、それがすべての真理を無意味にし、すべての幻想を実在のものとする。 それが信念の力である。 そこに妥協は不可能である。 そして、無垢性に信を抱いても、もしその信念がひとつでも生命あるものを除外して、赦しから離しておくなら、それは罪への信と同じである。
奇跡講座テキスト 第２２章 二 あなたの兄弟の無罪性 4.