喜び(あなたの実相)は、永遠である。 幸せのように見えるが永続しないものは、本当は、恐れであると確信してよい。 永遠なるもの(神の愛/実相)は決して変化しないので、喜び(実相)が悲しみに変わることはない

 幻想は、それを信じる者たちに、ただ、罪悪感や苦しみや、病や死だけを運んでくる。 それらがどのような形で受け入れられるかは問題ではない。 理性の目で見れば、いかなる形の不幸も、喜びと混同されたりはしない。 喜びは永遠である。 幸せのように見えるが永続しないものは、本当は恐れであると確信してよい。 永遠なるものは決して変化しないので、喜びが悲しみに変わることはない。 しかし時間は永遠なるものに譲歩するので、悲しみは喜びに変わることができる。 時間を超越したものだけが不変であり続け、時間の中にある一切は時間と共に変化する。 だが、変化を仮想の変化ではなく真の変化とするには、幻想は、真理に譲歩するのでなければならない。 同じく実在性のない他の夢に譲歩するのではない。 それでは相違とは言えない。

 

奇跡講座テキスト  第22章  二 あなたの兄弟の無罪性  3.