あなたはなぜ、他の質問が答えられているかどうか確信ができないと思っているのだろうか。 もしそれらがすでに答えられていたとしたら、このようにたびたび問い返される必要があるだろうか。 最後の決断がなされるまでは、その答えは「はい」でもあり、「いいえ」でもある。 なぜなら、あなたは「はい」とは「いいえではない」という意味でなければならないということを知覚せずに、「はい」と答えたからである。 誰も自分の幸せに逆らう決断はしないが、自分でそうしているとわからなければ、そう決断することもあるかもしれない。 そして、もし彼が、自分の幸福は変わり続けるものであり、今はこれ、次はあれ、その次は実体なきもののはかない影へと変転すると見ているなら、彼は間違いなく幸福に逆らう決断をする。
奇跡講座テキスト 第21章 七 未回答の最後の質問 12.