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誰も神の子(神なる性質を受け継ぐ者)が無力であるとは信じない。 だから、自らを非力と見ている者たちは、自分は神の子ではないと信じているに違いない。 彼ら(自らを非力と見ている者たち)は、神の子の敵以外の何であり得るだろう

 誰も神の子が無力であるとは信じない。 だから自らを非力と見ている者たちは、自分は神の子ではないと信じているに違いない。 彼らは神の子の敵以外の何であり得るだろう。 そして神の子の力を妬み、その嫉妬により彼の力を恐れる者となる以外に、彼らに何ができるだろう。 彼らは闇の者たちであり、沈黙の中で恐れ、孤独で、コミュニケーションを行わず、神の子の力が自分たちを打ち殺すだろうと恐れて、自分たちの非力さを掲げて彼に対抗する。 彼らは無力な者たちの軍隊に加わり、神の子を自分たちとひとつにするために、彼に対し復讐心と敵意と悪意の戦いをしかける。 彼らは自分たちがすでに彼とひとつである・・・・・・傍点)ことを知らず、それゆえに、自分たちが誰を憎んでいるのかを知らない。 彼らはまさしく哀れな軍隊であり、各々が、自分たちには共通の動機があると思っていたはずだと思い出すのと同じくらい、自分の兄弟を攻撃したり、自分自身に襲いかかったりもする。

 

奇跡講座テキスト  第21章  七 未回答の最後の質問  2.