あなたの不幸のすべては自分が無力だという奇妙な信念から生じていることが、あなたにはわからないだろうか。 非力であることが、罪の代価である。 非力さは罪の条件であり、罪が信じられるものとなるために要求する唯一の必要条件である。 非力な者たちだけが、罪を信じることができる。 巨大さに惹かれるのは、卑小な者たちだけである。 そして最初に自分が卑小だと信じる者たちのみが、そこに魅力を見ることができる。 神の子に対する背信とは、彼と一体感をもっていない者たちによる防衛である。 そしてあなたは彼に味方するか、敵対するかのどちらかである。 すなわち、彼を愛するか、攻撃するか、また、彼の一体性を保護するか、あなたの攻撃によって粉砕され虐殺された彼を見るかのどちらかである。
奇跡講座テキスト 第21章 七 未回答の最後の質問 1.