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別の世界(神の国/あなたの実相)を讃えて歌われる自由の歌(聖性と見るあなたの意志)は、心のその部分に平安の希望を運ぶ。 その部分は、天国を覚えており、自我の支配によって長い間、天国から締め出されてはきたが、今や、その天国がついに地上に訪れたということがわかるからである

 そして今度は自我が恐れる番である。 だが、自我が恐怖の中で聞く物音は、心の別の部分にとってはこの上なく甘美な音楽に聞こえる。 それは、自我があなたの心の中に入ってきて以来ずっと、その部分が聞きたいと切望してきた歌である。 自我の弱点は、その部分の強さである。 別の世界を讃えて歌われる自由の歌は、心のその部分に平安の希望を運ぶ。 なぜなら、その部分は天国を覚えており、自我の支配によって長い間、天国から締め出されてはきたが、今や、その天国がついに地上に訪れたということがわかるからである。 地上におけるあなたの関係の中に住む家を見出したがゆえに、天国は訪れた。 そして地上は、天国に属するものとして天国に与えられたものを、もはや保持することはできない。

 

奇跡講座テキスト  第21章  四 内側を見ることへの恐れ  7.