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犠牲(一体性の犠牲)とは、一つの肉体に対して、別の肉体から強要されるものである。 心(自我)は、自らが信じている罪のための手段(分離強化/攻撃/獲得)を実行するために肉体を使おうとする。 したがって、心と肉体はつながっているというのが、罪に価値を置く者たちが抱かずにはいられない信念である

 あなたが犠牲に信を置いているので、犠牲はあなたの目には、大きな力をもつものに見えている。 ただし、あなたはそれゆえに自分が見ることができなくなっていることに、気づいていない。 犠牲とは一つの肉体に対して、別の肉体から強要されるものである。 心はそれ自体では、犠牲を求めることも受け取ることもできない。 そして肉体も同様である。 その意図は心の中にあり、心は自らが信じている罪のための手段を実行するために肉体を使おうとする。 したがって、心と肉体はつながっているというのが、罪に価値を置く者たちが抱かずにはいられない信念である。 そしてまた、犠牲はいつも決まって制限のための手段であり、憎悪を促すものである。

 

奇跡講座テキスト  第21章  三 信、信念、心眼ヴィジョン  10.