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彼ら(盲た者たち/心眼で見ない者たち)は、自分たちがもっているほんのわずかなものを失うのを恐れて、必要と思えるままに自分をその世界に合わせて調整する。 肉体というものを自分や兄弟がもっているすべてだと見ている者たち(つまり自我と同一化している者たち)もみな、同じことをしている

 彼らは自分たちの生命いのちや住む場所をそのように定義し、自分たちがもっているほんのわずかなものを失うのを恐れて、必要と思えるままに自分をその世界に合わせて調整する。 そして、肉体というものを、自分や兄弟がもっているすべてだと見ている者たちもみな、同じことをしている。 彼らは互いに接することを試みては、何度も失敗を繰り返す。 そして、孤独に慣れてしまい、肉体を保持することが、自分のわずかな所有物を保つことだと信じている。 耳を澄まし、今から語ることをあなたが覚えているかどうか、考えてみなさい。

 

奇跡講座テキスト  第21章  一 忘れられた歌  5.