あなたが疑っているのは、このコースを学ぶ手段（赦しによる心眼）が、コースが約束している喜び（神の平安）をもたらしてくれるかどうかという点である。 あなたはまだ、幸せな学習者ではない

　苦痛を通して学ぶ必要はない。 柔和なレッスンは楽しく習得され、喜んで記憶される。 あなたは自分に幸せを与えるものを、学びたいと思い、忘れまいとする。 あなたが否定しようとするのはこの点ではない。 あなたが疑っているのは、このコースを学ぶ手段が、コースが約束している喜びをもたらしてくれるかどうかという点である。 それが喜びをもたらしてくれるとあなたが信じていたなら、それを学ぶことには何の問題もないはずである。 あなたはまだ幸せな学習者ではないが、その理由はあなたが今も、判断することよりも心眼（ヴィジョン）のほうが多くを与えてくれるということに確信がない上に、その両方を一度にもつことはできないとすでに学んでしまったからである。

奇跡講座テキスト　 第２１章　　一　忘れられた歌　 3.