偶像崇拝者は常に愛を恐れることになる。 なぜなら、愛の接近ほど彼らを深刻に脅かすものはないからである。 愛を彼らに近づかせ、その必然の成り行きとして愛に肉体を看過させるなら、彼らは、自分たちの神殿の堅固な土台のように見えていたものが揺さぶられ、ぐらつき始めるのを感じ、恐れを抱いて退散するだろう。 兄弟よ、あなたは彼らと共に震えている。 だが、あなたが恐れているものは脱出の前触れに他ならない。 この闇の場所はあなたの家ではない。 あなたの神殿は脅かされてはいない。 あなたはもはや偶像崇拝者ではない。 聖霊の目的は、あなたの肉体の中にではなく、あなたの関係の中に安全に保たれている。 あなたは肉体から脱出したのである。 あなたが居るところに、肉体は入ってこられない。 聖霊がそこに自らの神殿を据えたからである。
奇跡講座テキスト 第20章 六 聖霊の神殿 7.