あなたは肉体を聖霊の神殿とすることはできず、肉体は決して愛の器とはならない。 それは偶像崇拝者の家であり、愛が咎められる家である。 なぜなら、ここにおいて愛は恐ろしいものとされ、希望が放棄されるからである。 ここでは崇拝されている偶像たちですら秘蹟の神秘に包まれ、崇拝者たちから離しておかれる。 これは、いかなる関係にも帰郷にも捧げられていない神殿である。 ここに、分離という「秘蹟」があり、畏怖の念をもって知覚され、崇敬されている。 神が存在させようとしないようなものが、ここで、神から「安全」に保たれている。 しかし、あなたが気づいていないことは、兄弟の中にあるものであなたが恐れていて見たくないものが、あなたにとって神を恐ろしいものに見せており、知られざるものにしているという点である。
奇跡講座テキスト 第20章 六 聖霊の神殿 6.