しかし偶像たちは共有しない。 偶像たちは受け入れはするが、決して返さない。 彼らが愛されることはあり得るが、愛することはない。 彼らは自分に差し出されているものを理解せず、彼らが入り込んだ関係はどれもみな、その意味が失われている。 彼らの愛が、愛を無意味なものにしてしまった。 彼らは秘密の中に生き、日光を憎悪し、自分たちが隠れることができ、自分たちの秘密も一緒に隠して置ける場所である肉体の闇の中に居ることを、幸せと思っている。 そしてそこでは、本人以外の誰も歓迎されないので、彼らには関わる相手がいない。 彼らは誰にも微笑まず、自分に微笑みかける者たちは彼らの目に入らない。
奇跡講座テキスト 第20章 六 聖霊の神殿 3.