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神の子の意味は、創造主(神)との関係の中にのみ存在している。 神の子は、自分自身と父(神)との間に、非神聖な関係を作り上げてしまった

 神の子の意味は、創造主との関係の中にのみ存在している。 もしどこか別のところにあったなら、神の子の意味は不確実性の上に成り立っていることになるが、もとよりその関係以外には何も存在していない。 そしてこの関係は完全に愛に満ちた、永遠なるものである。 だが神の子は自分自身ととの間に、非神聖な関係を作り上げてしまった。 彼にとっての実在する関係は、完全なる融合の関係であり、途絶えることなく継続するものである。 彼が作り出した関係は、部分的で、自己中心的で、無数の断片に分割され、恐れに満ちている。 彼のにより創造された関係は、完全に自己を包含し、自己を延長させるものである。 彼が作り出した関係は、完全に自己を破壊し、自己を限定するものである。

 

奇跡講座テキスト  第20章  六 聖霊の神殿  1.