神聖な関係の中にありながら、誰がいつまでも神聖でないままでいられるだろう。 聖なる者たちが見る世界は彼らと一体であり、自我が眺める世界は自我と同質のものである。 聖なる者たちが見る世界は美しい。 彼らはそこに自らの無垢性を見るからである。 彼らは世界に向かって世界が何であるかを告げなかった。 彼らの命令に適合するように調整することもしなかった。 彼らは優しくそれに問いかけ、「あなたは何か」と囁いた。 そしてすべての知覚を見守る存在がそれに答えた。 この世界が下す判断を「私は何か」という問いに対する答えとして受け入れてはならない。 世界は罪を信じているが、それを今見ているようなものに作り上げた信念は、あなたの外側にあるのではない。
奇跡講座テキスト 第20章 三 調整としての罪 6.