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それ(この世界)を無慈悲なものに作り上げたのはあなた自身であり、(とは言え)今、もし無慈悲なものがあなたのほうを睨み返しているように見えるのなら、それを訂正することは可能である

あなた自身を描いたこの病的な絵は、自我の肖像であり、自我の愛するものであり、自我によって注意深く保存され、あなたの外側であるこの世界に置かれている。 そしてこの絵が自分の外にあって、自分はそれに翻弄されていると信じている限り、あなたはその世界に合わせて自分を調整しなければならない。 この世界はまさしく無慈悲であり、もしそれがあなたの外にあったとしたら、あなたは確かに恐れを抱くべきである。 だが、それを無慈悲なものに作り上げたのはあなた自身であり、今、もし無慈悲なものがあなたのほうを睨み返しているように見えるのなら、それを訂正することは可能である。

 

奇跡講座テキスト  第20章  三 調整としての罪  5. /2