私は百合の花を大いに必要としている。 神の子は私をまだ赦していないからである。 そして彼が私に茨を差し出すとき、私が彼に赦しを差し出せるだろうか。 誰かに対して茨を差し出す者は、今も私に敵対している。 そして彼を除いたままで全一な者はいない。 私が赦され、あなたが神の子を全一なものとして見ることができるように、あなたは私のために、彼の友になってほしい。 しかしまず最初に、あなたは自分が選んだ家の中の祭壇に目を向け、あなたが私に差し出そうとして、そこに何を置いているかを見なさい。 もしそれが、棘が赤い血の色で鋭く光っている茨であれば、あなたが選んだ家は肉体であり、あなたが私に差し出しているのは分離である。 だが、茨はもう無くなっている。 今、もっと近寄ってそれをよく見なさい。 そうすれば、あなたの祭壇はもはや、かつての祭壇ではないことがわかるだろう。
奇跡講座テキスト 第20章 二 百合の花の贈り物 4.