それぞれの贈り物が、受け取る者と与える者についての評価である。 自ら選んだ家を、自分自身への祭壇と見なさない者はいない。 誰もが、その祭壇に自分が置いたものを崇める者たちを引き寄せ、その祭壇を彼らの献身にふさわしいものにしようとする。 そして誰もが、祭壇に置かれたものを崇拝者たちが見てそれを彼ら自身のためのものと考えるようにと、自分の祭壇に明かりを灯している。 ここに置かれているのが、あなたが定めた兄弟とあなた自身の価値である。 ここにその両方に対するあなたの贈り物がある。 それは、神の子をどのような者と見なすかというあなたの判断である。 贈り物を捧げられる相手は、あなたの救済者であることを忘れてはならない。 彼に茨を差し出すなら、あなた自身が十字架にかけられる。 彼に百合の花を差し出すなら、あなたは自らを自由にする。
奇跡講座テキスト 第20章 二 百合の花の贈り物 3.