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心のみが(想念の)価値を評価することができ、心のみが、何(どの想念)を受け取り、何を与えるか(どの想念を贈り物とするか)を決定する。 そして、心が差し出す贈り物はどれもみな、その心自身が何(自我の想念か、聖霊の想念か)を望んでいるか(選択しているか)で決まる

 真に与えられ受け取られる贈り物は、肉体を通して作り出されるものではない。 なぜなら、肉体には捧げることも受け入れることも、差し出すことも取り上げることもできないからである。 心のみが価値を評価することができ、心のみが、何を受け取り何を与えるかを決定する。 そして心が差し出す贈り物はどれもみな、その心自身が何を望んでいるかで決まる。 心は自らの選んだ家をきわめて入念に飾りつけ、そこに来る者たちやそこに引き寄せたい者たちに、心自身が望んでいる贈り物を差し出すことで、その家がその贈り物を受け取れるよう準備を整える。 そして、彼らはそこで、彼らの心が彼らにふさわしいと判断するものを差し出し、受け取り、贈り物を交換する。

 

奇跡講座テキスト  第20章  二 百合の花の贈り物  2.