肉体を飾ったり被ったり、肉体が使ったりするために作り出された装身具の数々を眺めなさい。 肉体の眼で見るために作り出された、この無用なもののすべてを見なさい。 肉体の楽しみのために作り出された数多くの捧げ物について考え、そのすべては、あなたが憎んでいるものを麗しく魅せるために作り出されたということを思い出しなさい。 あなたはこの忌まわしきものを用いて兄弟を引き寄せ、彼の肉体の眼を魅了したいのだろうか。 自分が彼に茨の冠を差し出しているだけだということを学びなさい。 あなたは自分では肉体の正体を認識せず、彼がそれを受け入れることによってその価値についての自分の解釈を正当化しようとしているだけである。 だが、そうした贈り物は依然として彼の無価値性をあなたに宣言するものである。 なぜなら、彼がその贈り物を受け入れて喜ぶこと自体が、彼が自分自身に価値を置いていないことを認識させるからである。
奇跡講座テキスト 第２０章 二 百合の花の贈り物 1.