復活祭は、罪の代価の祝日ではなく、罪の終わりの祝日である。 あなたが受け取り、自らも贈り物として与えた純白の百合の花びらの間に、もしあなたがベールの背後のキリストの顔を垣間見るなら、あなたは兄弟の顔を見て、彼の顔だとわかるだろう。 私は異邦人であったが、あなたは私が誰かも知らずに家の中に入れてくれた。 だがあなたの百合の花の贈り物のゆえに、あなたは知るだろう。 あなたにとって見知らぬ者であり古き友でもあるこの異邦人をあなたが赦すことの中に、彼の解放と、あなたの救いがある。 復活祭は喜びの時であり、哀悼の時ではない。 よみがえった友を見て、私と一緒に彼の聖性を祝いなさい。 復活祭とは、あなたの救済の時であるとともに、私の救済の時でもあるからである。
奇跡講座テキスト 第20章 一 聖週間 4.