この贈り物の与え主を自分はどのように見たいと思っているのか、よく考えなさい。 なぜなら、その贈り物自体も、あなたがその与え主を見る見方に応じたものとなるからである。 彼が罪悪感を与える者と見なされるか、救済を与える者と見なされるかによって、彼の差し出すものもそれに応じたものとして見られ、受け取られる。 十字架につけられている者は苦痛の中にいるので、苦痛を与える。 しかし救われた者は苦痛が癒されているので、喜びを与える。 誰もが自分が受け取る通りに与えるのだが、自分が受け取るものを何にするかは自分で選択しなければならない。 そして、彼は自分が与えるものと、自分に与えられるものによって、自分が何を選択したのかを認識するだろう。 また、地獄においても天国においても、何ものにも彼の決定を妨害する力は与えられていない。
奇跡講座テキスト 第19章 四 平安への障害 D. 第四の障害 ― 神に対する恐れ ⅰ. ベールを取り去る 20.