また、時期尚早にこれを見ることも不可能である。 ここは、誰もが準備ができたときに必ず来る場所である。 自分の兄弟を見つけたとき、準備は整っている。 だが、単にその場所に到達するだけでは充分ではない。 目的のない旅は依然として無意味であり、それが終わったときでさえ、何の意味もなさないように見える。 その目的が達成されたと気づかない限り、その旅が終わったことをどのようにして知ることができるだろうか。 旅の終わりを目前にしているここにおいて、あなたにはその目的が見える。 そして、ここにおいてあなたはそれを見るか、あるいは、いつかまた戻ってきて再び同じ選択をするだけのためにさまよい続けるか、どちらか一方を選択する。
奇跡講座テキスト 第19章 四 平安への障害 D. 第四の障害 ― 神に対する恐れ ⅰ. ベールを取り去る 10.