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それ(最も暗いベール/死に対する恐れ)は、あなたの自己(あなたの実相)をあなたから隔てる深い亀裂、すなわち、あなたの解離における最後のステップをなす、神(神との融合/贖罪)への恐れである

 これが、死への信念により支えられ、死の魅力によって守られている最も暗いベールである。 死と、死の主権に対する献身は、厳粛な誓いである。 それは、このベールを決して取り払わないことはもちろん、それに接近しないこと、さらには、それがそこにあるかもしれないと考えることさえしないという、自我との密約である。 これは、ベールの向こうに横たわっているものを永久に忘却の彼方に抹消するという、自我との間で交わされた秘密の取引である。 ここにあるのは、融合があなたを分離の外へと呼び出すことを決して容認しないという、あなたの約束である。 それは、の記憶がまったく忘れ去られたかに見える重度の記憶喪失であり、あなたの自己をあなたから隔てる深い亀裂、すなわちあなたの解離における最後のステップをなすへの恐れ・・・・・傍点)である。

 

奇跡講座テキスト  第19章  四 平安への障害  D. 第四の障害 ― 神に対する恐れ  3.