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【C】 【平安の流れが越えていくべき第三の障害】 自ら死(自我)を選択しなければ、誰も死ぬことはあり得ない。 死に対する恐れのごとく見えるものは、実は、死(罪/自我)の魅力である

 あなたと兄弟の特別な関係の中に聖霊が入ってきたことで、あなたがたには、死に対する献身から互いを解放する機会が与えられている。 それがあなたに差し出され、あなたはそれを受け入れたからである。 しかし、あなたはこの奇妙な献身についてさらに学ばねばならない。 なぜなら、そこには平安の流れが越えていくべき第三の障害が含まれているからである。 自ら死を選択しなければ、誰も死ぬことはあり得ない。 死に対する恐れのごとく見えるものは、実は死の魅力である。 罪悪もまた恐れられており、恐ろしいものである。 しかしそれは、それに惹かれ、それを追求しようとする者たちしか支配することはできない。 死についても同様である。 自我によって作り出された死は、生命いのちあるすべてのものに暗い影を投じる。 なぜなら、自我は生命いのちの「敵」だからである。

 

奇跡講座テキスト  第19章  四 平安への障害  C. 第三の障害 ― 死の魅力  1.