しかし、あなたに適合しているのはどちらかを考えなさい。 ここにあなたの選択肢があり、選択は自由である。 しかし、あなたが選択するものの中にあるものすべてがそれと共に訪れ、あなたが自分をいかなる存在と考えるかということも、決してその選択から離れることはできない。 肉体は、一見したところ、信に対する最大の裏切り者である。 その中には、幻滅と、不信の種があるが、それは肉体がもたらせないものをあなたが肉体に求める場合に限られる。 あなたが間違ったからといって、それが、落胆したり幻滅したりすることや、自分を失望させたと思えるものに報復攻撃することの、妥当な根拠となり得るだろうか。 自分の誤りを自らの不信を正当化するものとして用いてはならない。 あなたは罪を犯してはいない。 ただ、何が信頼できるものであるかについて、間違っていた。 そして、あなたの間違いの訂正が、あなたに信の根拠をもたらすだろう。
奇跡講座テキスト 第19章 四 平安への障害 B. 第二の障害 ― 「肉体は、それが提供するもののゆえに価値がある」という信念 ⅰ. 苦痛の魅力 11.