あなたのささやかな役割は、聖霊に犠牲という考えを丸ごと与えてしまうことだけである。 そしてその代わりに聖霊が与える平安を受け入れることである。 それも、平安の延長を妨げてあなたの平安の自覚を限定するような制約なしに、受け入れることである。 なぜなら、あなたが聖霊が与えてくれるものの無限の力をもち、それを神の子の解放に用いたいのなら、それは延長されなければならないからである。 あなたが取り除きたいのはこれではない。 そしてそれをもつなら、それを限定することはできない。 もし平安の住む家がないのなら、あなたにも私にも住む家はない。 そして、私たちの家である神も、私たちと共に住むところがないということになる。 これがあなたの願っていることだろうか。 あなたは平安を探し求めて永遠にさまよう者になりたいのだろうか。 あなたは、必ず裏切るものに平安と幸せの希望を託したいのだろうか。
奇跡講座テキスト 第19章 四 平安への障害 B. 第二の障害 ― 「肉体は、それが提供するもののゆえに価値がある」という信念 ⅰ. 苦痛の魅力 9.