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世界を食い物にして祝宴とし、実相を餌食とするために、このように獰猛な使者たち(自我の想念)を世界に送り出してはならない

 世界を食い物にして祝宴とし、実相を餌食とするために、このように獰猛どうもうな使者たちを世界に送り出してはならない。 なぜなら、彼らは骨と皮と肉の言葉をあなたに運んでくるだけだからである。 彼らは腐敗するものを探し出し、朽ちて腐ったもので胃袋を満たして帰ってくるようにと教え込まれている。 こうしたものが、彼らにとっては美しいのである。 なぜなら、それらが彼らの過酷な飢えの苦しみをやわらげてくれるように思えるからである。 恐れの苦痛で気も狂わんばかりの彼らは、自分たちを送り出した主人に、自分たちが大切に思うものを差し出すことにより、処罰を回避しようとする。

 

奇跡講座テキスト  第19章  四 平安への障害  A. 第一の障害 ― それを取り除きたいという欲求  ⅰ. 罪悪の魅力  13.