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罪が実在するとしたら、罪には永遠に癒される望みがないはずである

 罪が実在するとしたら、罪には永遠に癒される望みがないはずである。 なぜなら、の力を超えた力が存在することになり、その力は神の意志を攻撃して打ち負かすことができるもう一つの意志を作り出すことができ、神の意志とは別のもっと強力な意志を神の子に与えることができることになるからである。 そして、断片化されたの被造物のそれぞれの部分が異なった意志をもち、その意志は神の意志と対立し、に対しても互いに対しても永遠に対立していることになる。 あなたの神聖な関係には、今、その目的として、こうしたことが不可能だと証明するというゴールがある。 天国がその上に微笑みかけ、その愛の微笑みの中で、罪への信念は根絶された。 あなたにはまだ罪が見えてはいるが、それはあなたがその土台がなくなっていることに気づいていないからである。 その源は取り除かれているので、それを大切にしていられるのは、消滅するまでのわずかな間だけである。 それを探す習慣だけが依然として残っている。

 

奇跡講座テキスト  第19章  三 罪の非実在性  8.