誤りと罪を混同しないことがきわめて重要であり、救済を可能にするのはこの区別である。 しかし罪は、仮にそれが存在できるとすれば、取り消し不可能なものである。 罪への信念は、必然的に、肉体ではなく心が攻撃することができるという、堅固な確信に基づいている。 そのようにして、心は有罪となり、その心が自らの一部ではない別の心により赦免されるまでは、永遠に有罪であり続けることになる。 誤りは訂正を要求し、罪は処罰を要求する。 そして、処罰がすなわち訂正であるという信念は、明らかに狂っている。
奇跡講座テキスト 第19章 二 罪と誤り 1.